Q１ コンクールの想い出

本番当日に泊まっていたホテルの階段から滑り落ちてしまったり、ピルエットで失敗をし２番プリエで降りてしまったり…あまり良くないことばかり思い出しますが（笑）、そんなピンチでもマイナスにならず強気に切り替えて乗り切り、良い結果を頂いた想い出があります！
 

Q２　コンクールで得たもの

どう見せると自分が美しく見えるか、客観的に考えたり空間を想像する力がついた。
結果、より自習するようになり心技体すべてがレベルアップ出来た。

Q３　コンクールは自分の今の人生にとって必要だったか（コンクールがなくても今の自分がいたかどうか）

コンクールは振り返ってみると自分の人生に必要だったと思います。普段は遠い各地で頑張ってレッスンしている知らない同世代の子の踊りを見て刺激を受け確実に自分の力になったし、嬉しさも悔しさも、その後のバレエ団での配役などで精神的に浮き沈みはしても、忍耐強く自分と向き合ってやっていく力になっていた。
 

Q４　コンクールに出場する人たちに伝えたいこと

コンクールに出ると結果が必ずついてきます。良くも悪くも結果にとらわれず、そこに至るまでにどんな過程を踏んできたのかが先の未来に繋がっていくと思います。そして、何より大事なのは普段のお稽古！正しい使い方をすれば、身体は美しく動いてくれます。お稽古を疎かにしては長くは踊っていけません。今を一生懸命頑張りながら、でも今だけにならず未来に繋げていって欲しいです。コンクールが全てではなく、そこで終わらないように…。
 

Q５　思うことがあればなんでもどうぞ！

今、コンクールを目指す子を指導することもあります。賞を取らせることには重点を置かず、バリエーションを踊る中でバレエで大事なことを再確認させたり、精神面を鍛えたりしていきたいと思っています。コンクールを主催する方々には間違った目的ではなく、未来のバレリーナ達に正しいことを学んでもらう機会にして頂きたいです。