Q1 コンクールの想い出
 

私は日本のコンクールはほとんど参加したことがないのですが、やはり私の中で1番印象深いのはローザンヌ国際コンクールです。書き出すとキリがありませんが、このコンクールで経験した一瞬一瞬の全てのことが大切な思い出です。毎日のクラスやコーチングはもちろん世界中からの参加者と交流できたことは今でも鮮明に覚えています。
また、日本やスクールにいる友達からたくさんのメッセージを貰いそれが大変励みになりました。
ユースアメリカグランプリのニューヨークファイナルでは進出者の発表が決戦当日、自分の番号を見たときは本当に驚きました。ワークショップとデフィレのリハーサルで忙しくバタバタの毎日だったのを覚えています。大変でしたがそんな毎日が16歳の自分には楽しくて、全てが忘れられない思い出となりました。
 

Q2 コンクールで得たもの 


コンクールに向けて練習したことで、何かの目標に向かって、悔いの残らないよう最後まで努力する姿勢が身についたと思います。
また、国際コンクールなどでの友人や先生方との出会いは今の自分にとってもかけがえのないものとなっています。
 

Q3 コンクールは自分の今の人生にとって必要だったか(コンクールがなくても今の自分がいたかどうか)
 
ジョンクランコスクールに留学する切符をいただけたのも、ユースアメリカグランプリでした。これらの経験がなければ今の自分は居なかったと思います。

 

Q4 コンクールに出場する人たちに伝えたいこと


コンクールの結果よりも、出場するまでの練習過程やコンクールでの経験が大切だと思います。本番では何よりも舞台を楽しんで!練習の成果が出せるよう、頑張ってください!

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コンクールに関するアンケート - 岡野祐女さん

【岡野祐女さんプロフィール】
神戸で5歳よりイノイユミコバレエアドヴァンスにて猪居由美子、後藤由美子に師事。
2013年YAGP NYC ファイナル にてスカラシップを受賞し、ジョンクランコスクールに留学、2016年卒業。
第44回ローザンヌ国際バレエコンクール ファイナリスト。
2017年ウィーンVIBE インターナショナルバレエコンクール クラシック部門1位。
2017年よりドイツNRW Juniorballett団に入団し、ドルトムントバレエ団にて白鳥の湖 四羽の白鳥・パドカトル、くるみ割り人形(Benjamin Millepied振付)、Rachmaninov / Tchaikovsky(Xin Peng Wang監督振付)、Spring Waters など様々な作品を踊る。

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