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The Statement(NDT来日公演2019)


世界中のバレエ団から依頼が絶えない、今最も話題の振付家、クリスタル・パイトの作品のエッセンスを堪能できる彼女とNDTの代表作。カナダのエレクトリック・シアターの芸術監督ジョナサン・ヤングのテキストをベースにしたタンツテアター的作品。
テキストを読み上げる声に操られるように踊るダンサーたちの解像度の高い身体表現は、支配・戦い・責任などの現代社会を反映し、観る者に現実の社会を突きつける。

【振付家】

 

©Michael Slobodian
クリスタル・パイトCrystal Pite
アソシエイト・コレオグラファー(2008年-)

カナダ・バンクーバー出身。自身のカンパニーKidd Pivot主宰。NDTのほかロンドンのサドラーズ・ウェルズ劇場及びカナダのナショナル・アーツ・センターのアソシエイト・アーティストも務める。フォーサイスの元でダンサーとして活躍後、NDT在籍時に振付を開始し、現在では最も注目度の高い振付家となった。近年ではパリ・オペラ座バレエ団、英国ロイヤル・バレエ団等に新作を提供し、世界中から脚光を浴びている。15年ロンドン演劇界で最も権威のあるローレンス・オリヴィエ賞にて最優秀ダンス賞、17年ダンス界のアカデミー賞を称されるブノワ賞(振付家部門)を受賞。


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ネザーランド・ダンス・シアター(NDT)とは

1959年にオランダで設立されたNDTは、世界で最も知られたコンテンポラリーバレエカンパニーのひとつである。
1970年代にチェコの振付家イリ・キリアンが芸術監督に就任すると、NDTは世界屈指のカンパニーとなり、各国の重要な劇場を席巻してきた。
キリアン退団後も、世界各地から優秀なダンサーが一堂に会し、国際的な活動を行っている。
これまで9人の芸術監督、30人以上の振付家によって約600の作品を上演しており、現在は芸術監督にポール・ライトフット、常任振付家をソル・レオンが務め、アソシエイト・コレオグラファーにクリスタル・パイト、マルコ・ゲッケを迎えている。
これらの振付家に加え、オハッド・ナハリン、アレキサンダー・エクマンなど、多様な世界観をもつ強いオリジナリティに貫かれた振付家との共同制作を行っている。
また音楽家や美術作家、照明デザイナーや衣裳デザイナーなどの才能溢れたアーティストの集まるプラットホームとしての役割も果たしている。
これまでも多くの日本出身ダンサーが参加、現時点では44名中4名が日本出身である。

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【愛知公演】
会場:愛知県芸術劇場 大ホール(愛知芸術文化センター 2階)
日時:2019年6月28日(金)14:00、6月29日(土)14:00
※開場は各公演開演30分前

 
【神奈川公演】
会場:神奈川県民ホール 大ホール
日時:2019年7月5日(金)19:00、7月6日(土)14:00 
※開場は開演の30分前




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