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Woke up Blind(NDT来日公演2019)


40代半ばにして、すでに70を超える作品を創作する天才振付家のマルコ・ゲッケが、NDTのために創作した代表作。悲劇的に若くして亡くなったジェフ・バックリィの音楽「You and I」と「The way young lovers do」を使用することで、異なる方法で愛を扱っている。従来の音楽とダンスの関係を超え、身体表現と音楽との新たな可能性を切り開く名作である。

【振付家】
 

©Regina Brocke
マルコ・ゲッケMarco Goecke
アソシエイト・コレオグラファー(2013年-)

ドイツのヴッパタール出身。ハーグ・ロイヤル・コンサルバトワール等で学んだ後、ベルリンのハーゲン劇場でダンサーとして活躍。最初の振付作品である『Loch』はハノーヴァー振付国際コンクールで上演。05年よりシュツットガルト・バレエ団のレジデンス・コレオグラファーとして活動開始。06年にはモンテカルロのモナコダンスフォーラムにて次世代を担う振付家部門グランプリ受賞。その独創的かつ卓越したバレエは異才を放ち、国際的な注目を集めている。約20年で70を超える作品を創作し、世界的に有名なバレエ団でもレパートリー化されている。

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ネザーランド・ダンス・シアター(NDT)とは

1959年にオランダで設立されたNDTは、世界で最も知られたコンテンポラリーバレエカンパニーのひとつである。
1970年代にチェコの振付家イリ・キリアンが芸術監督に就任すると、NDTは世界屈指のカンパニーとなり、各国の重要な劇場を席巻してきた。
キリアン退団後も、世界各地から優秀なダンサーが一堂に会し、国際的な活動を行っている。
これまで9人の芸術監督、30人以上の振付家によって約600の作品を上演しており、現在は芸術監督にポール・ライトフット、常任振付家をソル・レオンが務め、アソシエイト・コレオグラファーにクリスタル・パイト、マルコ・ゲッケを迎えている。
これらの振付家に加え、オハッド・ナハリン、アレキサンダー・エクマンなど、多様な世界観をもつ強いオリジナリティに貫かれた振付家との共同制作を行っている。
また音楽家や美術作家、照明デザイナーや衣裳デザイナーなどの才能溢れたアーティストの集まるプラットホームとしての役割も果たしている。
これまでも多くの日本出身ダンサーが参加、現時点では44名中4名が日本出身である。

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【愛知公演】
会場:愛知県芸術劇場 大ホール(愛知芸術文化センター 2階)
日時:2019年6月28日(金)14:00、6月29日(土)14:00
※開場は各公演開演30分前

 
【神奈川公演】
会場:神奈川県民ホール 大ホール
日時:2019年7月5日(金)19:00、7月6日(土)14:00 
※開場は開演の30分前



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