オランダにありますネザーランドダンスシアター1(NDT1)に所属されている刈谷円香さんのページです。

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【日本の子ども達へメッセージ】

私は今、オランダのネザーランドダンスシアター1で踊っています。好きな踊りを職業として生活することができています。とても幸せな事です。
しかしドイツのパルッカシューレに留学していた時に感じたことを今でも強く覚えています。
それは小さい頃からダンサーになりたいと夢見て日本や外国で努力したことや、経験したことは絶対に無駄にならないということ。
結果としてプロのダンサーになる、もしくはならなかっとしても、それが直接的に「成功」や「失敗」ということにはならないということです。
世界はとても広くて職業も様々。子供の頃にバレエを通して経験したことは将来どんな職業についてもいろんな形で良い肥料になることでしょう。
私も今でも日々ダンサーとして、人間として経験し、学んでいますが、ここに記した事が少しでもみなさんの参考になれば嬉しいです。
そしてこの素晴らしい表現方法である「バレエ」を一緒に楽しみましょう!

【刈谷円香さんプロフィール】

仙台市出身
5歳からエトワールバレエ館にてクラシックバレエを始める。
2009年Youth America Grand Prix ニューヨーク決戦にてシニアの部、銀賞、スカラシップ受賞。
伊達クラシックバレエコンペティションジュニアの部にて第一位、英国ロイヤルバレエスクールサマーセミナー審査員特別スカラシップ賞、オーディエンス賞受賞。
その他多数受賞。
2009ドイツのパルッカシューレへ留学、2012年卒業とともにバッチェラーオブアートを取得。
2012-2014スイスのチューリヒバレエ団ジュニアバレエに所属。
所属一年目にDance prize of friends of Ballet Zürich を贈られる。
所属中にDouglas Leeのクリエーション'IRIS' (2012)や、Stephan Thoss、Christian Spuck 等の作品を踊る。
2014-2017 オランダのネザーランドダンスシアター2 (NDT2)に所属。
2017夏よりネザーランドダンスシアター1(NDT1)に所属。
ハウスコリオグラファーである Sol Léon, Paul Lightfootの作品やOhad Naharin、Marco Goecke など世界各国の振り付け家の作品を踊る。
2017年冬に、せんだい演劇工房10-BOX主催のワークショップ「まなぶ☆からだ-演劇と表現-」の「ダンスから学ぶ心の表現」の講師を担当。