アメリカにありますタルサバレエ団ソリストの吉田周平さんのページ


【子どもたちへのメッセージ】

バレエの世界は表の華やかさとは裏腹に非常に大変な世界です。
才能に恵まれた人たちでさえ、多くの苦労があります。
僕は特に才能があったわけではなく、むしろ「それは無理だろう」と言われるようなことばかりでした。
だから思い返すと子供の頃から苦労した思い出ばかり蘇ります。
それでも今、こうしてプロのバレエダンサーとして仕事をできているのは、やっぱりバレエが大好きだからです。
踊ることが好きだから、どんな辛いことも乗り越えてこられたんだと思います。
やっぱり、自分が楽しく踊れないと、お客様に夢や感動をお届けすることはできないはずです。
なので今バレエダンサーを目指して頑張っている皆さんにも、辛い時にはバレエを始めた頃の、踊ることが、バレエが、ただただ大好きだった頃を思い出して頑張って欲しいなと思います。

【吉田周平さんプロフィール】

福井県出身。6歳からバレエを始める。
幼少期より様々な舞台に出演。また全国コンクールにも多数出場。入選、入賞多数。
第13回NBA全国バレエコンクール高校生男子の部第2位、同時にハンガリー国立バレエアカデミーのフルスカラシップを獲得。2010年9月より同校に一年間留学。
帰国後、第22回全日本バレエコンクールジュニアの部総合1位。
2012年9月よりルーマニアのブカレスト国立歌劇場バレエ団(Opera Nationala Bucuresti)に入団。入団から一ヶ月で「ラ・バヤデール」のブロンズアイドルに抜擢され、その後も数々の主要な役を踊る。イタリアのベルガモ、ミラノ、パレルモ、アメリカのニューヨーク、マイアミなどでガラ公演に客演し、世界の著名なダンサーたちと共演。2013年ソリスト、2014年ファースト・ソリストに昇格。
2016~17シーズンよりアメリカのタルサバレエ団 (Tulsa Ballet) に移籍。入団8ヶ月後にはデミソリストに昇格、さらに研鑽を積んでいる。
また、日本では2014年「オーチャードホール25周年ガラ(熊川哲也氏監修、出演)」
2015年「バレエアステラス(新国立劇場)」「オーチャードバレエガラ(熊川哲也氏監修)」
2016年「Bright Step」「アーティスティックバレエガラ(Ballet Office Japan)」
2017年「World Dream Ⅴ」を始め、数々の舞台に出演している。





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