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アラベスク・トゥール Arabesque tour

バレエ動画辞典Ballet Video Dictionary

BALLET TERMINOLOGY

アラベスク・トゥール

Arabesque tour

片脚で立ち、もう一方の脚を後ろへ伸ばしたアラベスクの姿勢を保ちながら、身体の向きを変えて回転するパ。

用語情報

正式名称
アラベスク・トゥール
日本語
アラベスク・トゥール
フランス語
Arabesque tour

パの解説

アラベスク・トゥールは、片脚を軸に、もう一方の脚を後ろへ伸ばしたアラベスクの姿勢で回転するパ。ルティレで回る一般的なピルエットと異なり、後方へ伸ばす動脚と腕・上体で構成するアラベスクのラインが特徴となる。

準備:4番ポジションなどからドゥミ・プリエで準備し、片脚に体重を集める。反対の脚を後方へ伸ばし、アラベスクの形をつくる。腕の位置や動脚の高さ、準備の足順は流派・振付によって異なる。

回転:軸脚のドゥミ・ポワント、またはポワントに立ち上がり、アラベスクの姿勢を保って身体の向きを変える。動脚は膝と足先を伸ばし、回転中に必要以上に下がったり横へ流れたりしないようにする。

回転は振付に応じてアン・ドゥダン(内回り)またはアン・ドゥオール(外回り)で行われる。今回の「アラベスク・トゥール」という名称だけでは、回転方向を一つには限定しない。

終わり:回転後はアラベスクの姿勢を整えるか、指定されたポジションに収める。脚の高さだけを優先せず、軸脚の支持と上体・骨盤の位置を保ちながら回ることが大切。

プロムナードとの違い:アラベスク・トゥールはアラベスクでの回転を表す広い呼び方で、ドゥミ・ポワントなどで回る形を含む。一方、アラベスク・アン・プロムナードは、支持脚の踵を少しずつ置き替えながらゆっくり方向を変える動作を指す。

名称について:フランス語の arabesque は「アラビア風の装飾模様」に由来するバレエのポーズ名、 tour は「回転」を意味する。「アラベスクの姿勢で行う回転」を表し、pirouette en arabesque と呼ばれることもある。

バレエ動画辞典 監修

神戸里奈先生 (かんべ りな)

バレエダンサー・バレエ教師

3歳よりバレエを始め、1999年ローザンヌ国際バレエ・コンクールにてエスポワール賞、コンテンポラリー・ヴァリエーション賞を受賞。同年、オランダ王立コンセルバトワールに留学。

2002年にKバレエ カンパニーに入団。2013年にプリンシパル・ソリストに昇格し、『白鳥の湖』『ジゼル』『シンデレラ』『ロミオとジュリエット』など数々の作品で主要な役を務める。

退団後はチェコ国立ブルノバレエ団で活動。帰国後はダンサーとして舞台に出演するほか、子どもから大人、プロを目指す生徒まで幅広く指導している。

基礎技術と舞台表現のつながりを大切にし、一人ひとりの個性を活かす指導に取り組んでいる。

バレエ動画辞典 モデル

中村春奈先生 (なかむら はるな)

バレエダンサー・バレエ教師

5歳よりバレエを始め、杉原和子、田中千賀子に師事。こうべ全国洋舞コンクール女性ジュニア部第1位をはじめ、国内コンクールで入賞を重ねる。

2004年、ベルギー王立アントワープバレエスクールに留学。2008年にKバレエ カンパニーに入団し、2015年にファースト・ソリストに昇格。

『くるみ割り人形』のマリー姫・雪の女王、『ラ・バヤデール』のガムザッティ、『眠れる森の美女』のフロリナ王女など、数々の作品で主要な役を務める。

2017年の退団後はフリーランスとして活動。Kバレエ スクールやスタジオ アーキタンツなどで、初心者から経験者まで幅広く指導している。

バレエTVでは、バレエ超入門レッスンやバーレッスン、バレエ動画辞典などに出演し、基本動作の実演や解説を担当している。

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