0
東俊介さん★12月8日くじらじ!アーカイブ
東 俊介
アート・コレクティブ Crossings 代表
Crossings Representative
音楽・身体・視覚・言葉・空間を横断した創作
音楽とは、 音だけでつくられるものなのだろうか。 身体の動き、言葉、所作、映像、 日常に起こる出来事までを素材として、 「聴くこと」と「見ること」の境界を 問い続ける作曲家。
音楽を「聴くもの」だけにしない。
音と身体、視覚、空間が交差する場所から、
まだ名前のない音楽を考える。
東俊介を知る、
3つの映像。
作曲家自身の言葉。 音そのものを構築する作品。 そして、音楽・映像・身体・空間が 交差するCrossings。 3つの角度から、 東俊介の現在へ近づきます。
プロフィール
作曲家・パフォーマー。 アート・コレクティブ Crossings代表。 1983年、 神奈川県逗子市生まれ。 7歳からピアノ、 17歳から作曲を始める。
2003年、 東京音楽大学作曲科へ入学。 同大学卒業後にドイツへ渡り、 ケルン音楽大学大学院課程、 カールスルーエ音楽大学 ゾリステンクラッセ課程 (国家演奏家資格)を ともに最優秀の成績で修了。
作曲を 池辺晋一郎、 遠藤雅夫、 Markus Hechtle、 Wolfgang Rihmらに師事。
アハトブリュッケン音楽祭、 ヴィッテン現代室内音楽祭など、 国内外の音楽祭で作品が演奏される。
ICC国際作曲コンクール 「Piano2006」第2位、 第11回東京国際室内楽作曲コンクール入選。 第84回日本音楽コンクール作曲部門第1位。 あわせて三善賞、明治安田賞を受賞。
ピアノ独奏曲 『Spike III』は 全音楽譜出版社から出版。 アコーディオンのための 『Remain』、 打楽器のための 『Replay』、 ハープのための 『Retouch』など、 言葉そのものの意味を 作曲のコンセプトへ変換する作品も発表している。
一方で活動は、 従来の意味での「作曲」にとどまらない。 近年は 「音を目で見ることができるなら、 どのような形をしているのか」 という問いを起点に、 音と視覚情報との関係を探求。
ダンサーの動きや声を 音楽の構成要素として扱う作品、 俳優の言葉や日常的な所作を用いる作品、 映像や美術、空間そのものを組み込んだ作品など、 音楽と他ジャンルの境界を横断した 創作を行っている。
アート・コレクティブ Crossingsでは、 音楽・舞踊・美術・映像を それぞれ独立したジャンルではなく 同じ「表現方法」として捉え、 アーティスト同士の 「交差」から生まれる 新たな知覚や表現の可能性を探っている。
また近年は、 バレエ教育にも活動領域を広げている。 バレエ安全指導者資格では、 作曲家の視点から 拍子、リズム、音楽史を バレエ指導や身体表現へつなげる 音楽講義を担当。 リトミック・ネクストの監修にも携わっている。
主な歩み
東俊介の音楽
現在の活動
音楽の外側へ、
作曲を広げる。
Crossingsでは、 音楽、舞踊、美術、映像、演劇などを 独立したジャンルとして分けるのではなく、 いずれも同じ「表現方法」として捉える。 ダンサー、俳優、美術家、 映像作家などとの協働を通して、 音と身体、動き、言葉、 視覚、空間が交差するときに生まれる 新しい知覚を探求している。
演奏家がいなくても、
音楽は存在できるのか。
近年の重要なテーマのひとつが、 「演奏家を介さない音楽」。 ダンサーの身体、 俳優の声や言葉、 日常的な行為や所作そのものを 作曲素材として扱うことで、 「演奏とは何か」 「音楽作品とは何か」 という根源的な問いへ向き合っている。
作曲家の視点を、
バレエ指導の現場へ。
バレエ安全指導者資格では、 バレエ指導のための音楽理論、 音楽・美術史などの講義を担当。 「音に合わせて踊る」だけではなく、 拍子、リズム、フレーズ、 音楽の構造を理解することから、 身体表現と指導を考える授業を行っている。 また、 リトミック・ネクストの監修にも携わり、 子どもの身体と音楽をつなぐ 新しい教育プログラムにも取り組んでいる。