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アダジオ/Adagio ver.1

バレエTV|バーレッスン動画

アダジオAdagio

アダジオは、ゆったりとした音楽に合わせて脚や上体を滑らかに動かし、ポジションを保つレッスン。脚を高く上げることだけでなく、動きのつながり、姿勢、呼吸を丁寧に確かめる。

レッスンでの動き

バーで身体を支えながら、指定されたポジションを通って脚をゆっくり持ち上げ、一定の時間保ってから丁寧に下ろす。前、横(ア・ラ・スゴン)、後ろ(アラベスク)など方向が変わるときも、軸脚と上体の支えを意識する。

動脚を戻す際は足先を急に落とさず、通るべきポジションを確認して5番ポジションなどの指定された位置へ収める。レッスンの組み合わせによって腕や上体の動きも変わる。

ポイント解説

ゆっくり動くからこそ、必要な力を使い、余分な力を抜く切り替えが大切。 自分の無理のない可動域で脚をコントロールし、軸脚・体幹・背中を協調させる。

支える力と動かす力を切り替える

脚を保つときは軸脚と体幹で姿勢を支え、次の動作へ移る際は不要な緊張をほどく。固め続けるのでも、力を抜ききるのでもなく、動きに応じて調整する。

ポジションを通り、5番に戻る

ゆっくりした動きの中でも、足先がどのポジションを通るかを確かめる。脚を下ろすときは最後までコントロールし、指定された5番ポジションへ丁寧に戻して次の動きにつなげる。

脚の高さより、股関節と骨盤の使い方

ア・ラ・スゴンやアラベスクでは、脚の方向に合わせて骨盤や上体の使い方が変わる場合がある。無理に高さを求めて腰を反らせたり、膝や足首を捻ったりせず、股関節の動きと全身の姿勢を確認する。

深い呼吸と持久力を意識する

ゆったりとしたテンポでは、脚を保つ時間が長くなり、持久力と集中力が求められる。息を止めずに自然な呼吸を続け、胸郭や上体が固まりすぎないようにする。呼吸と動きを合わせ、最後まで落ち着いて取り組む。

名称について

Adagio はイタリア語の音楽用語で、「ゆっくりと、落ち着いて」を意味する。バレエでは、ゆっくりした音楽に合わせてポーズや動きをつなぐ練習・踊りを指す。フランス語では adageという呼び方も用いられる。

バレエの豆知識

アダジオは「止まる練習」だけではない。 ゆっくり脚を上げる、保つ、下ろす、次のポジションに移るという一連の流れが大切。バーで確かめた身体のコントロールは、センターでのアダジオにもつながる。

バーレッスン動画 モデル

バーレッスン動画 モデル

神戸里奈先生(かんべ りな)

バレエダンサー・バレエ教師

3歳よりバレエを始め、1999年ローザンヌ国際バレエ・コンクールにてエスポワール賞、コンテンポラリー・ヴァリエーション賞を受賞。同年、オランダ王立コンセルバトワールに留学。

2002年にKバレエ カンパニーに入団。2013年にプリンシパル・ソリストに昇格し、『白鳥の湖』『ジゼル』『シンデレラ』『ロミオとジュリエット』など数々の作品で主要な役を務める。

退団後はチェコ国立ブルノバレエ団で活動。帰国後はダンサーとして舞台に出演するほか、子どもから大人、プロを目指す生徒まで幅広く指導している。

基礎技術と舞台表現のつながりを大切にし、一人ひとりの個性を活かす指導に取り組んでいる。

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